景清洞

この夏、人生で一番あり得なかった経験をしました。
子供だましレベルのお化け屋敷ですら目を開けて入れたことのないわたしが、真の恐怖と経験しました。

「景清洞探検ツアー」

昔、平景清が潜伏していたというこの洞窟。
途中までが照明のある一般観光コース。その奥は一切照明のない探検コース。

事前に「おもしろそう」と下調べして、一番奥まで行く気満々で探検コースを申し込み。
長靴、ライト付きヘルメット、懐中電灯を渡され、住所と名前を念のために書かされ、
なんだか、大げさだなあなんて、完全にあなどっていました。

ここが入口です。
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一般観光コースは余裕。コウモリの大群がいますが、観光客もチラホラいるし、道が広くて鍾乳石がよく見え、川のようになっているところもあり、見どころ満載。
しばらくして、先が一切見えない闇の岩場の割れ目に到着。

「一般観光コースおわり」とだけ書いてある看板。その先がどうやら探検コースの様。
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「・・・・・・行けというのか?この闇を??」

あまりの不安で躊躇するわたしをおいて、夫はどんどん割れ目の闇に進んでいきます。
決死の思いで何歩か踏み出すと、いきなり

「ザブン!!!!!!!」

なんと闇だけでなく足元には水が。しかも前日の雨の影響で膝上まで水がきました。
ゴツゴツの岩場の道、一切何も見えない闇の中を、方向もわからず水が迫る中、自ら進まなければならないという恐怖。呼吸困難になりそうに。

「戻ろう!おかしいって!どこに進んでるかも道合ってるかもわからないし、これはおかしい!」
必死で引き返そうとするわたしに、自信満々でどんどん進む夫。
本来の道を外れて未開拓の支洞に入り込んでいたら・・・足を踏み外して溺れたら・・・という恐怖で体が硬直。

引き返すことを諦め、懐中電灯の光だけを頼りに闇雲に進みました。
途中で長靴が完全に浸水。ぼこぼこの天井に頭を何度も強打。ヌルヌルの岩から岩をいくつも跨ぎ、途中岩場から滑って頭から沼のような所に落ちかけ、最後に完全にしゃがまないと通れない岩場をくぐり、やっと着いたゴール。途中で元気な家族連れと合流したのでなんとか進めましたが、二人きりだったら最悪だったと思います。

気分はインディ・ジョーンズ。
HPでは子供が楽しげに探検コースを紹介しており、平和な空気を醸し出しています。
平和に乗り切れる人もいるんでしょうが、私のようなビビりの人にとってはこの紹介では後で地獄を見ることになります。しかも後から聞いた話では、洞窟にはゲジゲジやムカデがいっぱい生息しているとのこと。

この夏一番の大冒険でした。

ちなみに夫のいとこ(同い年、女の子)は、立ち入り禁止の支洞に進入し、中で心霊が写らないか一眼レフで写真を撮っていたそう。

彼女の性格、羨ましい限りです。
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by kapipara5 | 2010-08-18 21:13 | trip
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