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感動を、ありがとう

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 昨日は久々に心から感動する出来事がありました。
年末から始まった第88回全国高校サッカー選手権。
夫のはとこがチームのエースとなり県代表で出場ということで親戚の間でちょっとした騒ぎになり、注目していました。
 結局はとこのチームは一回戦敗退となり熱も冷めていたところ、出身大学の付属校が準決勝まで進んでいるという情報が入り、なんとなくそこまできているんだったら応援にいこうか!ということで東京にいる同じ大学の同級生と三人で軽い気持ちで国立競技場へ。

 サッカーをする人にとって、国立競技場は聖地らしく会場は熱気に包まれていました。
なつかしい制服を着た付属生達の集団に遭遇し、関西弁が飛び交うスタンドで始まった試合。
優勝候補と言われる強豪チームとの試合というだけあって、出だしから勢いのある試合で緊張感が高まり、一回戦と準決勝はやっぱり格が違うと、つぶやく夫。
前半は惜しくも2点決められ、半ばあきらめムードな後半が始まり途中で席を立って帰る人も。
後半あと一分で終了という時点で一点も決めていなかったので「あー。残念だったね。」とつぶやいた瞬間、なんと残すところ数秒の時点で一点を決め、応援スタンドは絶叫、総立ちに!!
わたしたちも嬉しすぎて気がつけばぴょんぴょん飛んで隣と抱き合っていました。
目頭が熱くなって胸がじんじん。
そのあと、ロスタイムに入り勢いにのったチームはさらにまた一点入れ、涙を流しなら抱き合って叫ぶ付属校応援団達。
 まさに奇跡が起きたかのような逆転劇。
こんな試合は初めて見たと、興奮しきりのスタンド。
わたしも感激でずっと泣きそうでした。こんなにも多くの人の気持ちを動かす、17,8歳の高校生たちの青春は素晴らしいものだと、もう戻れない自分の高校生時代を思い出したりして始まった同点からのPK戦。
もうこぶしを握り締めて願いながら必死で応援しました。
接戦の末、残念ながら相手チームの勝利が確定したその瞬間、選手たちは倒れこみ、地面を何度も叩きながら号泣していました。
 わたしたちは勝ち負けよりここまで感激させてくれた、ドラマのような試合を見せてくれた選手たちに感動し、みんな半泣き笑顔で拍手していました。この拍手は鳴りやまず、長い間続きました。
キャプテンは選手全員が引き上げていく中、ずっと芝生の上で倒れこんで地面を殴っていました。
マネージャーに抱えられて帰っていく後ろ姿、高校生活全部をこの国立に賭けていたんだという気持ちが伝わって、なんともやりきれない気持ちになりました。


 帰りはもう興奮しながら家に帰り、三人で夜ごはんを食べながら
「あそこまで一つのことに熱中して、あんなに悔しい想いをした経験なんて今まであったかなあ。」
「あそこまで頑張れる、あれほどの精神力が自分にはなかった。高校生たちに刺激をもらった。感激した。」
「もう、~できないなんて言わない!悔しくて泣くまで頑張ってから言え!」
と延々と熱く遅くまで語り続けました。

 夜中にその試合のダイジェストがあり、試合後の選手ロッカーチームの様子の取材を見て、また胸がつまりました。
 「みんなに迷惑かけた、みんなともっとサッカーしたかったのに!!!」
と泣き叫んで項垂れたキャプテンに、泣きながら
 「○○、顔上げろって!誰も悪くない!みんな頑張った!」
と声をかける選手。
最後に監督が選手に向けて、
 「普通の人でも頑張ればこんなにも力を出せるってことをおまえたちが証明した。ほんまによく頑張ってくれた。素晴らしかったと思う。みんなで大阪に帰ろう。」
と声をかけました。

「大阪に帰ろう。」

 みんなにとって夢の全国選手権に大阪からやってきて迎えた国立での開会式。
再びここに立つことを夢見て年末からの東京滞在。準決勝まで3勝してやっと立つことのできた芝生を悔し涙で濡らし、どんな想いで帰るのだろう・・・。
とその一言が重く響きました。

 試合結果は本当に残念でしたが、ここまでの感動を与えてくれたあの高校生選手たちに思い切りエールを送りたいです。

 わたしたちの後ろで応援していた関西とは全く関係ない東京の高校生たちが、
「ほんとに見にきてよかった。や~サッカーしたいなあ!」
と帰っていったこのが聞こえてとても心が温かくなりました。

明日はいよいよ決勝。

また高校生たちの青春の一ページが刻まれると思うと明日はテレビの前にくぎ付けです。

私情で埋め尽くされた日記になってしまいました。
by kapipara5 | 2010-01-10 21:53 | osaka
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